DETAIL
【Area】 日本・福島県南会津
【Style】 Saison
【ABV】 5%
【ML】 350
-Brewer's Voice-
色合いは少し霞がかった黄色。
セゾン酵母由来のクローブやリンゴの香りが口いっぱいに膨らむように感じられます。
ジューシな柑橘感や、甘いわけではないですが砂糖漬けの柑橘の皮を思わせる味わいも。
ドライな仕上がりになっているので、暑い夏でもゴクゴク飲めちゃいます。
KOBIRI/こびり とは
会津では畑仕事や山仕事の合間の冷たい飲み物や間食を摂る小休憩を「こびり」と言います。小さな昼が語源らしいです。
汗をかいた仕事の合間にのどを潤したくなるようなセゾンが飲みたいなと思い作りました。もちらん仕事が終わったの一杯にも。
セゾンとは、ベルギー南部の地域で、畑仕事の際の水分補給用として飲むために、冬の農閑期に作っていたビールのことです。
僕たちの地域もですが、森の多いところには「木挽き」という森から木を切ってくる人たちがいます。
セゾンが農家。グリセットが炭鉱夫。じゃあ森の木挽きのビールはどんなんだろう?もしかしたら、木挽きもこびりの時に水分補給としてこんなビール飲んでたかもな。なんて事を妄想しながら仕込みました。