DETAIL
【Area】日本・東京(山梨)
【Style】 Barrel Aged Sour Ale with Koshu Grapes
【ABV】 8%
【ML 】 330
-Brewery's Voice-
日本のワイン一大産地、甲州市勝沼地区の老舗ワイナリー「岩崎醸造」とのコラボレーション。ワインメイキングにインスパイアされつつ、ジューシーでファンキーでフルーティでドライ!混沌(カオス)でありながらも秩序(バランス)が保たれたBarrel Aged Sour.
日本国内で先駆けてワイン造りが始まった山梨県勝沼地区。
Off Trail前プロジェクトリーダーのRichardの祖父は、フランスからアメリカに渡ってワイナリーを開き、その環境で育ったRichardは、Off Trailのブレンディングやプロダクト造りにはワインメイキングの知見をしばしば活用していました。
今回はこの「ワインメイキング」にインスパイアされ、新リーダーの青木がチャレンジしたプロダクト。老舗ワイナリー岩崎醸造の代表・白石さんからワインメイキングの方法を学んでブレンディングプランを作成、さらに同社の畑でぶどう収穫から仕込み見学、その日にプレスしていただいた甲州ぶどうを持ち帰り、翌日ブレンドしました。その後ワインイーストを添加して発酵させ、さらにMLF(マロラクティックファーメンテーション)を試すためにワインバクテリアを投入。
これらのチャレンジにより、ぶどう果汁の酸味がマイルドになり、甲州ぶどうの果汁感とタンニンがビールの酸味とファンキーさに複雑に混ざり合い、混沌としながらもどこか秩序があるような不思議なバランスを生み出しました。
<ブルワーズノート>
「ワインメイキング」を活用するにあたり、山梨ならでは、そしてシンプルな甲州種を選択。ニュートラルなボディ感とフレーバーを持つSpiced Ryeに、同量の甲州ぶどうジュースを投入。MLFによりマイルドになった酸味にもう少しアクセントを持たせるために、最後に酢酸味のあるSour Blondeを追加しブレンド。
Spiced Ryeの持つオレンジピールニュアンスと、ぶどうの果実感とタンニンは、ジューシーでファンキーでフルーティでドライ。ぶどうなのにアップルサイダーのようなニュアスもありまさに混沌(カオス)でありながらも、どこか秩序(バランス)は保たれている。
【岩崎醸造について】
https://www.iwasaki-jozo.com/