DETAIL
【Area】 日本・香川
【Style】 Sanuki Paradox (Pale Ale)
【ABV】 5%
【ML】 350
-Brewer's Voice-
パンクやスケートカルチャーをバックボーンとして国内外で活躍するアーティスト「HIROTTON」と東京・香川においてアート/音楽/ファッションが交差するスペースを展開する「CENTER」、そして香川を拠点とするファントムブルワリー「OHLOY BREWING」のトリプルコラボレーションによるクラフトビール。シンプルでクリーンなイングリッシュペールエールをもとにCascade、Citra、Diamantといった明るく柑橘感あるホップを細かくレイヤーに分けて絶妙に配合。HIROTTONの繊細かつタフな世界観をビールで表現しました。
HIROTTONというアーティストをご存知の方は多いと思うけど、僕も自身がBMXライダーでスケートやストリートカルチャーも好きということもあり、前々から彼の作品を目にする機会は少なくはなかったです。CENTERの池田さんからHIROTTONさんの展示に合わせてオリジナルビール作らない？と誘われた時には、勿論やりますと即答しました。
選んだスタイルはペールエール。HIROTTONさんがイギリスで活動していた背景から、クラシカルでボディ感や後にラウンドするモルトの甘さもあるイングリッシュペールエールをベースにしました。そこに明るい色を連想させるCitraやCascade、柔らかさと丸みをもったDiamantホップで色調を、そのホップを綿密なスケジュールで幾度にわたり投入することで作品の繊細さを表現しました。
出来上がった液体は、ゆっくりチルしながら飲むのにちょうどいいボディ感と、奥で確かに主張する柑橘感あるフルーティさ、そして後味のモルトの甘味がクラシカルで無骨な雰囲気を思わせる、飲みやすいけどちょっと硬派なペールエールに仕上がりました。今回のラベルにもなっている作品とも親和性が高いのではないでしょうか。
さまざまなスポットやシチュエーションでお楽しみください。
