DETAIL
【Area】 オーストラリア
【Style】 Wild Ale - Other
【ABV】 5.3%
【ML】 375
-Importer's Voice-
クレンジング エールのラベルデザインはそのままに、タスマニアン ワイルド エールと名前を一新。
クレンジング エールを造り始めた当初は、一次醗酵と瓶内二次醗酵のどちらの場面においても酵母添加を行い、二次醗酵時には糖分も添加していたそうなのですが、オータが出会った頃には、一次醗酵時にのみ酵母添加を行い、二次醗酵を促すためには麦汁を加えるようになっていました。2019年初頭から、煮沸後のクレ製造用の麦汁の一部を酵母添加することなく樽へと移し、野生醗酵を行わせるようになります。その後もクレンジング エールを仕込む度に一部の麦汁を樽に直接移していき、2022年の8月、1〜4年物の野生醗酵ビールが準備できた段階で、全ての樽から一定量のビールを抜きそれらをタンクでブレンド、そこで約1か月間のドライホッピングを施した後にボトリング、11月にリリースされたのがタスマニアン ワイルド エール ブレンド#1になります。
今回届いたのは#2で、#1用のビールを抜いて目減りしたところに別のタンクで(当然のことながら酵母無添加で)醗酵させていた約6か月物のビールを入れることで再び樽を満たし熟成、2023年6月に各樽から約40%のビールを抜き取りタンクでブレンド、1か月のドライホッピングの後にボトリングされたものになります。つまり、#2以降はソレラ方式で熟成させたビールという事に!!平均熟成期間は約2年のプロダクトとなります。これまでのクレンジング エールでさえ、本当に素晴らしいプロダクトでしたが、このタスワイルドはより複雑で、味わい&香りもより広範囲に広がります。