DETAIL
地域: 奈良県, 日本 スタイル: Keller Pils ABV: 5.5% IBU: 17 容量: 350ml
Brewery / Importer Notes
グラスに注ぐと、わずかに酵母由来の濁りがある淡い黄金色の液色に、麦芽の甘みを予感させる蜜のような香り。
口に含むと弱めの炭酸に酵母があいまって優しい口当たりとなり、後味には無濾過ならではの酵母のほのかな苦みとホップの爽やかさが残ります。
いつものピルスナーよりも、さらにするすると杯を重ねてしまう一杯です。
Untappdより:
VERTEREとコラボレーションしたKeller Pils「TYPHINA(ティファナ)」。Vertereのヘッドブルワー・辻野さんと、お互いに「現地で飲んだビールの中でも無濾過のピルスナーはピルスナーに対する考え方が変わるぐらいに美味しかった!」という話になり、じゃそれを再現してみよう!となったのが今回のビアスタイル“Keller Pils”を造るきっかけでした。ところでKellerって何?と思われた方。聞き覚えのない単語“Keller”はドイツ語なのですが、英語ではセラー(Celler)。ワインセラーというとピンと来るかもしれませんね。Kellerとはつまり貯蔵庫のことで、もともとは特定のビアスタイルのことではなく、そんな貯蔵庫から直接提供されるビールのことを指していました。ケラービールの歴史は中世のドイツまで遡ります。当時、近代的な冷却設備が存在しなかったため(これが登場するのは19世紀を待たねばなりません)、ビールは夏場の腐敗を避けるために岩を掘り抜いて作られた天然の地下貯蔵庫(つまり、ケラー)で氷と共に貯蔵されていました。この時代、全てのラガービールは濾過技術が存在しなかったために、ビールは常に濁っており、タンクや樽から直接注がれるものでした。時代が下って様々な技術革新の末に今皆さんが手に取る透き通って喉越しのよいビールが流通するようになっても、ドイツのバイエルン州の一部では頑なにこの伝統的な手法によるビールが“Keller Bier”として守り続けられ現在に至っています。このビアスタイルの特徴は無濾過であること、そして炭酸ガスが通常のピルスナーよりも弱いこと。こういったことから麦芽の甘みやホップの繊細な香りが炭酸の刺激に邪魔されることなく、よりくっきりと味わえるところにあります。グラスに注ぐと麦芽の甘みを予感させる蜜のような香り。見た目は通常のピルスナーよりも少し濁っていますがこれは酵母によるもの。Hazy IPAのような小麦やオーツ麦は一切使用していません。口に含むと弱めの炭酸に酵母が相まって、優しい口当たりからいつものピルスナーよりもさらにするすると杯を重ねてしまう一杯となっています。VERTEREからも奈良醸造とのコラボレーションビールがリリースされます。こちらはまた違ったビアスタイルに挑戦しています。どちらも一緒に味わっていただければと思います。