DETAIL
【Area】 日本・京都
【Style】 レモンIPA
【ABV】 7%
【ML】 350
-Brewer's Voice-
フローラルなホップブレンドとレモンがこの上ないハーモニーで奏でる酸っぱ爽やかなIPA
【味わいの特徴】
レモンの酸味と柑橘系ホップの香りとフレーバーが相乗効果を生み、軽やかでクリスプ、そして爽快なIPAになりました。
【相性の良い食事】
タイムが香るロールキャベツ、柑橘を混ぜ込んだレアチーズケーキ、白コショウの効いたカレイのフリット
【名前の由来】
レモンといえば、夏に美味しいレモネードや揚げものにそっと添えられていたりと、果物の中でもとりわけ身近な存在。だけど、いざ漢字にするととたんに難解で、書けない人も少なくないのではないでしょうか。檸檬。諸説あるようですが、かつて中国から"ねいもう"という名前の生薬として、日本には入ってきて、古くから「健康維持」のために用いられたそうです。果実はもちろん枝、果皮に至るまで、効能の総合デパートのようなこの黄色い果物は、まさに生活に安寧をもたらす植物として私の生活に自然に溶け込んでいます。
【醸造家の声】
爽やかなレモンが香るIPAを造るために、シンプルで、レモンと柑橘系のフレーバーを強調することを意識した設計をしました。まずは、クリーンでシンプルなモルトベースを得るために、ピルスナー、大麦、そして米粉フレークを使用し、軽くてクリスプなモルトプロファイルを作り、ホップや果実の風味を邪魔しないようにしています。
ホップについては、柑橘系の特徴を持つAmarillo、idaho7、Motuekaをブレンドしました。Amarilloはフローラルでトロピカルな特性に加え、オレンジやレモンといった柑橘系の香りで知られています。idaho7は、グレープフルーツやアプリコット、オレンジといったジューシーな柑橘系のフレーバーをもたらします。最後に、シーズン初旬に収穫されたMotuekaを使用し、特徴的なフレッシュライムのキャラクターを加えました。
さらに、レモンの風味を引き立てるために、このビールは製造過程で乾燥したレモンピールで風味を整え、その後ブライトタンクで新鮮なレモン果汁を加えています。また、発酵にはカリフォルニアエール酵母を用い、クリーンでドライなフィニッシュを実現しました。非常に明るくてドライ、柑橘系の風味が前面に押し出したIPAです。