DETAIL
【Area】 日本・長野
【Style】 ヘイジーIPA
【ABV】 6%
【ML】 330
-Brewer's Voice-
もともと SNOW MONKEY BEER LIVE を機に生まれたのが、SNOW MONKEY IPA。
あのイベントがなければ、今回の「苦節二十年」もなかったわけで、やっぱりこのビールをつくろうと。
20周年ということで、なんとなくめでたい感じで紅白ラベルです。
6.0%、IBU19(のつもり)。
毎回ちょっとずつレシピが違うのですが、今回もモルト等の配合とホップを変えてます。
Low Colour Maris Otter と小麦をつかって、いつもよりも明るめのブロンドに。
飲み口も、暑い季節を意識して、少し軽めに仕上げています。
ホップは大好きなアメリカの3種とオーストラリアのを加えた4種がメイン。
「SNOW MONKEY IPA っていったらこれだよね」って味だと思います。
とろっとした感じもありながらも、いつもよりさらにちょっとドライ。
オレンジなんかに、グレープフルーツの実の方みたいなニュアンスの柑橘感。
そこに白桃やマンゴーのようなトロピカルな香りが加わって、かなりジューシーな仕上がりです。
ヘイジーIPA ならではの甘やかな印象はありますが、やはりぼくらのビールですから、心地いいしっかりめの苦味と、(もう一度書きますが)ドライさが特徴です。
毎度書いていますが、どちらも、いわゆる一般的なヘイジーIPAのイメージからすると、
「苦い」
って、いわれるんだろうなと思います。
目指すは「最良の食中酒」。
一杯で十分というよりは、何杯でも飲んでいただきたいし、ばっちり食中酒としてもお楽しみいただけると思います。
大量のホップをつかっていますが、ぼくらのポリシー的に、価格的にもがんばっているつもり。
「コスパ」をほめてもらえる一方で、「コスパ」といわれると価格だけほめられているようで、ちょっと傷ついたり...
ちなみに、ことしのヘイジーIPAは、これで打ち止めです。
どうぞよろしくお願いします!